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言葉にするって難しい〜。本日の現場にて。

今日の江ノ島もスカッと爽やかな姿。
本当に日常にこんな風景があることに感謝の気持ちしかない。

1日のスタートも軽やかだ。
ありがたい。ありがたい。ありがたい。
と思いながら前へと足を運ぶ。

こちらをテクテク歩いて電車を乗り継ぎ、
本日はハウスメーカーさんの黒板のお仕事。

黒板を書く前の事前ヒアリングが肝だという話しは
以前から書いていますが、
成果物としての黒板、というよりは
黒板にとにかく仕事をしてもらわないといけない。

それが、黒板マーケティング研究所の使命でもある。

伝えたいことは沢山ある。
それは、どこの企業でも同じだ。

私はいつもニュートラルな立場でヒアリングをすることが
大切だと考えていて、基本的に現在「顧客」ではない人が
対象となることが多いのがマーケティング。

でも、企業側の人はサービスや商品に思い入れが当然ながら
強くあるので、なかなかこの「顧客ではない人」の気持ち
理解できない場合がある。

自分は商品やサービスについてよく知っているし、
長年扱っている商品に対しての知識や経験には、
価値があると思ってしまう企業側のかたは少なくない。

どうしても、その対象物に興味がない、という人の視点に立つことが
難しかったりする。

今回伺ったハウスメーカーのスタッフのかたと話題になったのは、
どうやってお客様に、自分立ちの伝えたいことを言語化したら
良いだろうか、とのことでした。

伝えたいことなんでも全て言葉にしなければいけない、という気持ちに
かられてしまう、との事だった。

すごくわかります。
たいていどこを訪れても、その悩みにぶち当たる。
そして、完璧な表現をいきなり目指してしまうのは
どこの現場でもよく耳にする。

私の仕事の大切なことのひとつに
伝えたいことのどこを切り取って、どこを残せばいいのか。

そして設置してきた。

「言葉にする」は本当に難しい。