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知らないじゃすまされない世界

過日、何を血迷ったのか(!)
以前の自分だったら全く興味も関心もなかった
ファイナンシャルプランナー試験を受けた。

先日も書き留めたのですが、
「受検する方がこんなにもいるんだ!」
と試験内容を振り返る事よりも、その人数に驚いた。

自分の人生の中で、全てを知り尽くすなんてことは
到底無理だし、そんなことはできっこないんだけれど、
最低限知っておけば人生が豊かになる、という事がある。

そんな中、これまでの人生において
ずっと目をそらしてきたこと、
避けてきたことの一つに
「お金」がある。

特に学校で習ってきたわけでもなく、自分から
進んで学ぼうともしなかった。

お金について人前で語ったり、教えたりすることが
なにかみっともない事として捉えられていた(捉えていた)

その結果お金の働かせ方という概念を
全く持ち合わせて居なかったことを
今になってとても後悔している。

そして、知識もないままずっと消費することばかりしか
やってこなかった。

これからの日本の未来を考えた時に、
確かでこれだけは確実!ということは言えないかもしれないけれど
少なくても、人口が減っていくことだけは、
あまりお勉強してこなかった私にも理解かできる。

そして、逼迫する年金問題に関しても
ぼんやりとしか考えてこなかったのですが、
いよいよ自分のこととして現実味を帯びてきた。

知ろうとしていなかったら、興味も持たなかったら
全く現実味なんて帯びてなかった(笑)と思う。

本当に何もしらなかったら、茹でガエル状態た。
気づいた時にはあららら〜です。

お金の価値観は人それぞれ。
そして、人生の目的もひとそれぞれ。

でも、自分て働いて稼ぐ力。
人的資本と、お金に稼いでもらうことを
同時にしていかないといけない。

お金に全く興味も関心もなかった自分だけれど、
さすがにこのままではマズイと危機感を覚えるようになった。
本当に遅すぎるけれど。

二極化がますます進む。

大人になると、自分も含めて本当に勉強しなくなる。
大多数の人は学ばない。
社会人の1日の平均勉強時間は6分なのだそう。

ひょんなことから、勉強してみようと思った
ファイナンシャルプランナーの勉強だったが、
自分の情けなさを知ると同時に
世の中にはお金の勉強をどんどん進めている人がいるということを、
恥ずかしながら思い知った。

5月に入ってビーサンの季節となった鎌倉。
季節は移り変わる。
自分も人生において大切にしたい部分はぶらさず、
しかしいつの時も変化していくことを恐れず、学んでいこうと
改めて感じた。